
今回は全国唯一の八方除けができる「寒川神社」について詳しくご紹介します。この神社は、ご利益が凄い!とわざわざ全国から多くの人が訪れる最強のパワースポットとして知られています。
実際に参拝してそのパワーを感じてきましたので、人生の節目や現状を打破したい人などぜひご参考になさってください。
寒川神社の基本情報

寒川神社は神奈川県高座郡寒川町にある八方除けで有名な神社です。寒川町?と他県の方にとってはあまり耳にしない地名かもしませんが、茅ケ崎市や海老名市のお隣の町になります。
江戸城の裏鬼門
通常神社の社殿は南向きか東向きに建てられることがほとんどなのですが、こちらの寒川神社は南西に向いています。
これが何を意味するのかというと、江戸から見て寒川神社は南西に位置していており、江戸城(現在の皇居)の裏鬼門にあたるということなんです。古来から江戸の裏鬼門をお護りする神社として崇敬を集めていたそうです。
基本情報
住所 | 〒253‐0195 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 |
TEL | 0467-75-0004 |
参拝時間 | 午前6時~日没 閉門後は神門前の賽銭箱にてお参り可能 |
交通アクセス | 〈お車〉 圏央道:寒川北ICより4~5分 東名高速:厚木ICより15~20分 小田原厚木道路:伊勢原ICより10~15分 〈公共交通機関〉 JR相模線:宮山駅より徒歩7~8分 |
駐車場 | 無料(約400台) ※第四駐車場は繁忙期のみ開放 |
公式HP | 寒川神社 (samukawajinjya.jp) |
アクセス

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全国唯一の八方除け

寒川神社は相模國一之宮で、全国唯一の八方除け・方位除けの守護神とされています。
八方除けは ●地相 ●家相 ●方位 ●日柄 などからくるあらゆる災いを取り除き、家業繁栄・福徳円満をもたらすとされています。
大難は小難に、小難は無難に、そして吉事は最大に。歩く先への恐れがなくなり、心晴れやかに毎日を過ごせます。八方除は、あなたの未来を照らす、人生の羅針盤です。
引用:寒川神社公式HPより
方位盤と渾天儀(こんてんぎ)

拝殿の右手には渾天儀(こんてんぎ)のレプリカが設置されています。別名「天球儀(てんきゅうぎ)」とも呼ばれ、天体の位置や運行を観測するのに使用した道具です。
星の運行は国家の命運をもにぎると昔から考えられて、渾天儀は八方除で知られる寒川神社のシンボルとなっています。
台座には天の四方の方向を司る霊獣である 東「青龍」 南「朱雀」 西「白虎」 北「玄武」が描かれているので、訪れた際はぜひ一周まわって確認してみてくださいね。
参拝レポート

こちらが寒川神社の案内図です。それでは実際に寒川神社を参拝した様子をみていきましょう。
3つの鳥居
寒川神社は全部で3つの鳥居があります。こちらの案内図に載っているのは「三の鳥居」です。
実はこの案内図に記載されていませんが「一の鳥居」と「ニの鳥居」があります。二の鳥居は三の鳥居からまっすぐ参道を進んだところにあり、一の鳥居はというと境内から1㎞もはなれたところにあります。
お車の場合、駐車場に車を停めたら三の鳥居からスタートするかたちになります。せっかくなので一の鳥居から参拝したい!という方は電車で寒川駅から向かうと可能です。

駐車場

三の鳥居のそばの第一駐車場を目指して行ったのですが、あいにく満車で今回は第三駐車場を利用させていただきました。
第一~第四駐車場まであり合計400台ほどが駐車可能です。無料で利用でき、どの駐車場に停めても比較的近いのでご安心ください。
初詣は要注意!
初詣はかなりの人が参拝しに訪れるので、寒川神社の周辺は交通規制が実施されます。
交通規制
12月31日(大晦日)の午後10時より1月3日の午後5時まで(2024年)
注意しなければならないのが、交通規制が実施されている間は寒川神社の駐車場は一切使用できません。初詣は公共交通機関を利用するか、規制外にある有料駐車場を利用することになります。

神池橋と第三の鳥居

神池にかかるこちらの橋は、かつては太鼓橋と呼ばれ老朽化により平成23年に架けなおされて「神池橋」と命名されました。こちらから参拝スタートです。
この橋は神様の通り道ですので、中央を避けて渡ります。橋に限らず拝殿までの道のりも同じです。
神門までの道のり

三の鳥居をくぐり神社の参道を進みます。木々に囲まれて癒されます。
しばらく歩くと左手に手水舎が現れます。

参拝前に心身を清めます。こちらの手水舎には柄杓はありませんでした。柄杓がない場合の作法はこちら。
- 一礼する
- 両手を清める
- 両手で水を受け、口を清める
- 両手を清める

手水舎を過ぎると目の前に「神門」が見えてきます。

こちらが神門です。たまたまですが、訪れた日は「迎春ねぶた」を飾る日だったようで、設置作業が行なわれていました。
迎春ねぶたとは青森のねぶた師の方が制作したねぶた飾りで、毎年年末から2月下旬まで飾られるそう。今回で24回目となり寒川神社のお正月の風物詩となっています。

神門が非常に大きいのでサイズ感がわかりずらいですが、迎春ねぶたは横幅9m×高さ2.7mというサイズなのでかなり迫力があります。夜はライトアップされますので日没以降に訪れるのもおすすめです。
御社殿

こちらは御祭神をお祀りする社殿です。寒川神社の御祭神は
寒川比古命
(さむかわひこのみこと)
寒川比女命
(さむかわひめのみこと)
と一対の男女が神様で、「寒川大明神」と奉称しています。
いよいよお参りです。基本的な2礼2拍手1礼の作法でOKです。お参りの仕方は色々あるようですが、私は「住所」「氏名」「生年月日」をお伝えしてから、感謝の気持ちと誓いを宣言します。お願い事というよりかは、「〇〇になりますので、お守りください」のような感じです。

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お守り・お札

寒川神社にはさまざまなお守りとお札があります。、寒川大明神の御神徳が込められており、古来より四方八方からの災いを除け、幸運を授けてくださいます。
なかでも一番人気はこちらの八方除「幸運(しあわせ)を呼ぶお守り」です。

こちらのお守りは袋型とカード型があり色は5種類から選べます。お好きなお色で選ぶのもいいですが、色によってご利益が違うので、参考にしてみてください。
幸運(しあわせ)を呼ぶお守り
紫 | 健康回復・身体安全・病気平癒 怪我平癒・精神の安定・長寿 |
赤 | 縁結・家庭円満 人間関係の改善・子宝 |
黄 | 金運向上・職業繁栄 福徳招来・商売繁盛 |
青 | 成績向上・目的達成・必勝祈願 業務成就・芸道上達・スポーツ万能 |
白 | 開運招福・万願成就 心願成就・就職成就 |
初穂料は1000円です。
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古い神札・御守りなどはこちらに納めます。
おみくじ

おみくじは常時4種類あり、そのほかに期間限定のおみくじがあるそうです。常時設置されているおみくじは初穂料100円です。

神門の狛犬のすぐそばにおみくじ掛けがあります。めずらしい縄の吊り下げ式です。それにしてもすごいおみくじの数ですね。
神馬舎(しんめしゃ)

こちら(写真右)は神門に向かって左手にある「神馬舎(しんめしゃ」と呼ばれる場所です。神様の乗り物である馬を納めるところで、中を覗くと神馬と手綱をひく神猿が見えます。🐎🐒
古来神社に祈願に訪れる際には、生きた馬を神馬として奉納していたそうです。しかしお詣りの度に馬を奉納するのが大変になり、しだいに馬の絵を描いた板を代わりに奉納するようになりました。これが「絵馬」のはじまりです。
神馬舎のすぐ横に絵馬掛けがありますので、お参りのあとは願いを込めた絵馬をここに掛けていきましょう。
人形奉斎殿

寒川神社には人形などを供養していただける「人形奉斎殿」があります。日本人形だけでなくぬいぐるみもなどもOK。焼却できるものに限りますが、1,000円~志で納めることで供養していただけます。
人形やぬいぐるみは古くなってもどうやって処分すればよいかわからなかったりしますよね。大切にしていた人形をしっかり供養してもらえますので、処分に困っているものがあれば持参しましょう。

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