日本屈指のパワースポット伊勢神宮へ 子連れファミリー旅行レポ IN三重

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今回は家族で訪れた日本屈指のパワースポット「伊勢神宮」への参拝の様子と、宿泊したホテルについてご紹介します。

私は埼玉に住んでいるので頻繁に伊勢神宮へ参拝しに行くことはできないのですが、振り返ると人生の節目、節目で訪れていて今回で5回目の参拝になります。

夏休みに計画した三重県へのファミリー旅行レポートとなっていますので、お子様との旅行を計画されている方はぜひ参考になさってください。

伊勢神宮とは

伊勢神宮内宮の鳥居と宇治橋

伊勢神宮は"美し国(うましくに)"といわれている三重県伊勢市にあります。海と山の恵みが豊富で美味しい食べ物もたくさんあり魅力ある地域です。

伊勢神宮には2つのお宮、内宮(ないくう)外宮(げくう)があるということはよく知られています。しかし、実は伊勢神宮は内宮・外宮の他に14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社といったものすべてを合わせた125社の集合体の総称で正式には「神宮」と呼びます。

神宮の森

伊勢神宮の周りには神宮の森と呼ばれる神聖な空気に包まれた自然があり、伊勢市面積の約1/4を占めています。東京の世田谷区とほぼ同じ面積だそうです。

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世田谷区と言われてもあまりピンときませんが、とにかく広大な敷地だということはわかりますね。

御祭神

内宮は正式には「皇大神宮(こうたいじんぐう)」といい、約2000年の歴史があります。御祭神は

「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」

です。天照大御神は皇室の御先祖であり、私たち日本人の総氏神とされています。天照大御神をおまつりする伊勢神宮は、全国約8万社の神社の中で最大の聖域で格別のお宮として崇敬を集めています。

外宮は正式には「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」といい、約1500年の歴史があります。御祭神は

「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」

です。天照大御神さまのお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住を始めすべての産業の守り神として崇敬されています。

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両宮は決して同格ではなく、内宮である「皇大神宮」が最も格別で尊いお宮で神宮の中心だそうです。


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参拝順序

神宮のまわり方は昔からの習わしで、外宮から内宮の順にお参りするのがよいとされています。

伊勢神宮には外宮先祭(げぐうせんさい)という言葉があり、重要なお祭りは外宮→内宮の順番で行われることから、祭典の順序にならい参拝も外宮から内宮という順に参拝します。

内宮と外宮は距離にして4㎞ほど離れた場所にあります。歩いて行けなくもないですがだいたい45分~1時間ほどかかりますので、車かバスを利用するのがおすすめです。

豊受大神宮(外宮)

外宮のマップ

外宮は見どころをしっかりまわるとだいたい1時間程度かかります。時間がない場合は一番初めに「正宮」に向かい、そのあと別宮である「多賀宮」「土宮」「風宮」を参拝しましょう。

外宮 基本情報

住所〒516-0042
三重県伊勢市豊川町279
TEL0596-24-1111(神宮司庁)
営業時間1月~4月・9月5:00~18:00
5月~8月5:00~19:00
10月~12月5:00~17:00
アクセス<車>
伊勢自動車道:伊勢西ICより約7分
<公共交通機関>
JR・近鉄:伊勢市駅より徒歩5分
駐車場無料(360台)
※利用時間は2時間まで

アクセスマップ

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内宮については我が家の参拝の様子とともにご紹介します。

皇大神宮(内宮)参拝レポ

伊勢神宮の内宮のマップ

それでは皇大神宮(内宮)を参拝した様子を詳しくみていきましょう。

大鳥居

伊勢神宮内宮の鳥居

こちらは皇大神宮(内宮)入口である宇治橋の正面に立つ大鳥居です。

こちらの大鳥居の手前で一礼して宇治橋を渡ります。内宮は右側通行です。

1年で最も昼の時間が短い冬至には、こちらの大鳥居の中から日が昇る様子を見ることができます。神秘な情景を目に焼き付けようと日の出の時刻に合わせて多くの方が集まるということです。

宇治橋

宇治橋を渡る様子と五十鈴川

こちらは五十鈴川(いすずがわ)にかかる宇治橋を渡る様子です。お天気に恵まれ木々の緑と青空のコントラストがとても綺麗で心が癒されます。

宇治橋は全長101.8m・巾8.4mで、床板や欄干は檜(ひのき)、橋脚は水に強い欅(けやき)が使われています。

木除杭(きよけぐい)

五十鈴川の中に立っている柱は何のために建てられているかご存じでしょうか。この柱は「木除杭(きよけぐい)」と言われるもので、五十鈴川で増水や氾濫が起こった時に上流から流れてくる流木などが宇治橋の橋脚に当たるのを防ぐ役割があります。

伊勢の地は水に恵まれた地域であるがゆえに、氾濫などの水害も多かったそうです。宇治橋を守るために先人たちが築いた素晴らしい知恵ですね。

神苑(しんえん)

伊勢神宮の神苑と呼ばれる砂利が敷かれた庭園

宇治橋を渡り切り右手に曲がると玉砂利が敷き詰められた広い参道へ出ます。この場所は「神苑(しんえん)」と言われる場所で庭園のように整備されています。

玉砂利の通りの左右には見切石(みきりいし)とうものがまっすぐライン取りされて並んでいます。これは明治時代までラインの外側に建物が建っていたことを表していて、その内側が参道でした。

かつてあった建物とは、「御師」と呼ばれる参拝者のお世話などをする人々が住んでいた家だそうです。

御手洗場(みたらし)

五十鈴川の御手洗場

内宮には神苑の先に手水舎がありますが、その先にある五十鈴川でも手水舎と同じようにお清めができます。清らかで澄んだ五十鈴川で心身を清めめればお参りの準備も完了です。

水が透き通っていて小さな魚がたくさんいます。子供たちはそれに夢中で、私も心地良くてしばらくここに居座ってしまいました。

いよいよ御正宮(ごしょうぐう)へ

伊勢神宮の正宮

こちらが日本の神様で最も尊い天照大御神が鎮座している御正宮です。こちらより先は聖域になるため撮影禁止となります。

参拝方法は「2拝2拍手1拝」です。拝とは腰から90度に曲げた深いお辞儀のこと。個人的なお願いではなく日々の感謝を伝えます。

賽銭箱がない⁉

伊勢神宮の御正宮には他の神社と大きく違うところが1つあります。それはは賽銭箱がないこと。実はこのことはあまり知られていません。

伊勢神宮では「私幣禁断」となっていて、天皇陛下以外の人々が神社にお供えものを献げることを禁止しています。

しかし知らないまま参拝される人が後を絶たないので応急処置として白い布が敷いてあるそうです。

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確かに、白い布の上にはたくさんのお賽銭が投げ込まれていました。知らなければそこに入れると思ってしまいますよね。

別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)

別宮荒祭宮

こちらは天照大御神の荒御魂(あらみたま)をまつる別宮「荒祭宮」です。内宮に所属する十所の別宮のうち第一に位しています。

荒御魂とは積極的・活発的な神霊の働きのこと。何か事を起こす際にご加護を得ようと参拝する人が多いです。個人的なお願い事はこちらでするといいでしょう。

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ちなみに、伊勢神宮では内宮も外宮もまずは御正宮をお参りしてから、別宮へ向かうのがマナーです。時間がある場合は全ての別宮でお参りしましょう。
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神楽殿(かぐらでん)

伊勢神宮の神楽殿

こちらは御祈祷が行われる「神楽殿(かぐらでん)」です。お守り御朱印はこちらの神楽殿御札授与所でいただくことができます。

内宮の御朱印とお守り

とてもシンプルな御朱印ですね。デザインは古くからの習わしだそうです。お守りには「内宮」と記載されています。御朱印の初穂料は300円です。

伊勢神宮は125社の宮社がありますが、御朱印がいただけるのは以下の7社のみです。

  1. 皇大神宮(内宮)
  2. 豊受大神宮(外宮)
  3. 月読宮(つきよみのみや)
  4. 瀧原宮 (たきはらのみや)
  5. 伊雑宮(いざわのみや)
  6. 倭姫宮(やまとひめのみや)
  7. 月夜見宮(つきよみのみや)

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7社を1日で巡るルートはこちらのサイトに詳しく紹介されています。↓

伊勢神宮の御朱印は全部で7つ?御朱印帳は?いただける時間や場所を解説します | 取材レポート | 観光三重(かんこうみえ) (kankomie.or.jp)

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以上、内宮参拝レポートでした。今回は時間に余裕がなかったため、別宮は「荒祭宮」のみお参りさせていただきました。
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内宮 基本情報

住所〒516-0023
三重県伊勢市宇治舘町1
TEL0596-24-1111(神宮司庁)
営業時間1月~4月・9月5:00~18:00
5月~8月5:00~19:00
10月~12月5:00~17:00
アクセス<車>
伊勢自動車道:伊勢西ICより約7分
<公共交通機関>
JR・近鉄:伊勢市駅より外宮内宮循環バスで「内宮前」下車徒歩すぐ
駐車場有料(10か所以上あり)

アクセスマップ

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