佐野厄除け大師 参拝レポ 栃木県NO.1の参拝人数を誇る関東三大師の1つです。

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今回ご紹介するのは、ひろみんママがずっと気になっていた栃木県佐野市にある「佐野厄除け大師」です。お正月が近づくとCMなどでよく流れているので"名前は聞いたことがある"という方も多いのではないでしょうか。

いつか参拝したいと思っていたのですが、今回栃木県佐野市のお隣り栃木市へのキャンプ旅行が決まっていたので「これはチャンス!」と念願の参拝となりました。

参拝の様子を詳しくご紹介しますので、ご興味のある方、厄払いを考えている方ぜひご参考になさってください。

佐野厄除け大師とは

佐野厄除け大師の本堂

佐野厄除け大師とは、栃木県佐野市にある正式名称「春日岡山転法輪院惣宗官寺(かすがおかやまてんぼうりんいんそうしゅうかんじ)」という天台宗のお寺です。

厄除け・方位除け・水子供養の地として有名で全国から参拝者が訪れています。

関東三大師

佐野厄除け大師は関東三大師の1つです。関東厄除け三大師とは「元三大師」をご本尊として祀る関東の天台宗三寺院のことをいます。元三大師は厄除大師とも呼ばれていて、厄除けの強いご利益があるとされています。関東三大師がこちら。

〇佐野厄除け大師 惣宗寺

(栃木県佐野市)

〇川越大師 喜多院

(埼玉県川越市)

〇青柳大師 龍蔵寺

(群馬県前橋市)

ご注意いただきたいのが「関東厄除け三大師」とは違うということ。こちらは主に真言宗の開祖弘法大師 空海をご本尊として祀っている三寺院になります。ちなみに三寺院とは 

●西新井大師(東京都足立区)

●川崎大使(神奈川県川崎市)

●観福寺大師堂(千葉県香取市)

になります。

三が日には約100万人が訪れる

毎年三が日は約100万人が訪れるという佐野厄除け大師。栃木県内では初詣の参拝者数堂々の第1位です。驚くべきは駐車場の数!周辺に有料・無料合わせて約1000台以上あるとか・・・。

大晦日から元旦にかけて屋台も多く出店しており、大混雑みたいですね。

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駐車場の数が大型の観光スポット並みですね。

基本情報と駐車場について

まずは佐野厄除け大師の基本情報からご紹介します。

基本情報

住所〒327‐8555
栃木県佐野市春日岡山2233番地
TEL0283‐22‐5229
受付時間8:20~17:00
公式HP佐野厄除大師 (sanoyakuyokedaishi.or.jp)
交通アクセス●お車の場合
東北自動車道・佐野藤岡IC/佐野SAスマートICから10分
●公共交通機関の場合
JR両毛線・佐野駅から徒歩15分
東武佐野線・佐野市駅から徒歩10分
駐車場1000台(無料)

アクセス

駐車場

こちらが参拝者用無料駐車場の案内図です。平日など混雑していない時期は遠めの駐車場は閉鎖されている場合があります。

佐野厄除け大師無料駐車場の地図

佐野厄除け大師公式HPより

駐車場にはよく目立つ看板が建っていますのですぐわかると思います。案内図に記載されている駐車場は全て無料です。

我が家が今回利用したNO.18の駐車場☟ぱっと見100台くらい停められそうな広さでした。

佐野厄除け大師専用駐車場

佐野厄除け大師に一番近いのは正門のすぐ横の駐車場です☟

佐野厄除け大師に一番近い駐車場

訪れたのは土曜日でしたが、朝早かったからかすぐ横の駐車場も満車ではありませんでした。足腰が悪い方などは早めの時間帯に訪問するといいかもしれませんね。

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佐野厄除け大師 参拝レポ

それでは参拝の様子を見ていきましょう!

金銅大梵鐘(きんづくりだいぼんしょう)

まず正門を入ってすぐ目に留まるのが、右手にある「金銅大梵鐘」です。

日本一大きな金の釣鐘 金づくり大梵鐘の様子

こちらは昭和59年4月に人間国宝香取正彦先生によって厄除元三慈恵大師の1000年御遠忌記念として謹製された、日本一大きな金の梵鐘(つりがね)です。直径1.15m・重量約2tで、朱塗り切妻の鐘楼におさめられています。

大晦日には108回の除夜の鐘のうち107回を参拝客が鳴らすことができるそうです。(先着順無料)

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除夜の鐘については整理券なども発行されているそうなので、詳しくはお寺にお問い合わせ下さい。

本堂への順路

正面入り口から入って本堂までの道のり

駐車場の脇にある正門から入ってまっすぐ突き当りまで進みます。その後右へ。

ちなみに参拝者順路の看板の右側にあるとっくりのような塔は「パタゴ供養塔」で、戦争死者や水子霊などを供養しています。

左側は150人の鋳物師達が精進潔斎して作り上げた名作の「銅鐘」で、佐野市の有形文化財に指定されています。

本堂

本堂までの道のり

右に曲がると本堂が見えてきます。主棟や軒先が金色に塗られた黒い煉瓦屋根がなんとも迫力があります。

思ったよりも敷地がそんなに広くないんだなぁとびっくりしました。CMや駐車場の台数から勝手に広大な敷地を想像していました・・・。三が日はここが人で埋め尽くされるんですね。

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三が日は大勢の参拝者が押し寄せて、かなりの混雑具合だと思います。

本堂を正面からみた様子

まずは本堂で礼拝します。佐野厄除け大師は神社ではなくお寺ですので礼拝の仕方は神社と異なります。神社では二礼二拍手一礼が基本ですが、お寺では合掌礼拝となります。

①山門の前で一揖(「山門」は正門・「揖」は浅いお辞儀)

②手水舎で身を清める(神社と同じ)

③お線香をあげる(ない場合は省略)

④一揖し、お賽銭を入れ鈴があればならす

⑤胸の前で合掌し祈願(拍手はしない)

⑥一揖する

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神社と同じ方法で礼拝している方もいました。恥ずかしい思いをしないようしっかり予習していきましょう。
 
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祈願と御朱印

御祈祷受付と御朱印受付の様子

本堂の左手には祈願受付御朱印受付があります。御朱印は書置きで初穂料は300円です。

令和5年度厄除け・方位除けの年が記載された看板

祈願受付のすぐ後ろに厄除けや方位除けの年代が書かれた看板があります。厄除けだけではなく家内安全・商売繁盛など通常の祈願もしてくれます。

男性の厄年 ※数え年

前厄本厄後厄
3歳4歳5歳
24歳25歳26歳
41歳42歳43歳
60歳61歳62歳

女性の厄年 ※数え年

前厄本厄後厄
3歳4歳5歳
18歳19歳20歳
32歳33歳34歳
36歳37歳38歳
60歳61歳62歳

厄年は「本厄」とその前後の年である「前厄」「後厄」の3年間続くものとされています。諸説ありますが、前厄は厄の前兆が現れる年、後厄は厄が薄れゆく年と考えられていて、正式には前厄・本厄・後厄と3年間厄除けを受けるのが望ましいとされています。

お守り所

お守り所の様子

本堂の右手にはお守り所があります。お守りや魔除けのお札がたくさん並んでいます。

さらにこちらが佐野厄除け大師の名物となっている自動販売機です☟

お守りやおみくじの自動販売機

自動販売機がずら~っと並んでいる様子はお寺らしからぬ光景ですね。何が売られているのかとよ~く見てみると、なんと御守りやおみくじじゃないですか!?歴史あるお寺とあまりにもミスマッチでなんとも面白い光景です。

お守り所もそこそこ広いスペースがありましたが、想像するに三が日などは人が溢れかえってしまうためのこのような対策をしたのではないでしょうか。(あくまでも個人的な見解ですw)

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