キャンプでも家でも燻製が楽しめる「コンパクトスモーカー」おすすめ６選

上手に節約しながらファミリーキャンプを応援しているひろみんママです。

今回は「キャンプで燻製料理を楽しみたい！」というキャンパーの方のために、おすすめのスモーカーをご紹介します。

＂燻製＂というとなんだか手間がかかり、難しい料理のようなイメージをお持ちかもしれませんが、全くそんなことはありません。初心者でも簡単手軽に燻製料理が作れます。

初心者の方には、キャンプはもちろんのこと自宅でも気軽に燻製料理を楽しめる「コンパクトスモーカー」がおすすめです。

燻製とは

燻製とは食材を木材で燻煙することにより、保存性を高めて香りを付ける調理法のことです。

もともとは傷みやすい食材を保存しておくために考えられた調理法ですが、現在は気軽にキャンプや自宅で楽しむ方が増えています。

燻製の方法

燻製の方法は主につぎの３種類にわけられます。

■　熱燻法（ねっくんほう）

■　温燻法（おんくんほう）

■　冷燻法（れいくんほう）

この３種類の方法はそれぞれ温度設定やかける時間が異なります。

熱燻法

熱燻法は８０～１４０℃の高温で食材を一気に燻す方法です。木を砕いた＂スモークチップ＂というものをコンロなどで熱して、その煙で食材を燻します。

燻す時間は１０分～１時間程度と短く手軽なので、キャンプではこちらの方法で燻製を楽しむのがおすすめ。

温燻法

温燻法は３０～８０℃の温度で食材を燻します。スモークチップを固めた＂スモークウッド＂を使用して直接火をつけてその煙で燻します。

燻す時間は数時間～１日程度と長時間燻すので、約半分の水分量が抜かれ５日間ほど保存が可能になります。

冷燻法

冷燻法は１５～３０℃程度の低温で食材を燻します。低い温度を保つために、長期間の温度管理が必要なので上級者向けの方法です。スモークサーモン作りに適しています。

初心者の方におすすめなのは断然「熱燻法」です。まずは熱燻法で気軽に燻製を楽しんでみましょう！

スモークチップ

スモークチップは木材を細かく砕いてチップにしたもので、熱燻法で使用します。原材料になる木の種類によって香りや風味に違いがありますので、色々試してみるのも楽しいですね。

調理方法は直接スモークチップを燃やすのではなく、鍋や受け皿にのせて下からコンロなど使って熱し、そこから出る煙で燻します。

キャンプでは火力が調整できるツーバーナーなどを使えば、簡単に燻製が楽しめます。

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燻製初心者＂おすすめ食材＂

燻製初心者の方は、下ごしらえが必要のない加工済みの食材がおすすめです。生鮮食品（肉や魚介など）を取り扱う場合は、燻製調理前に

下処理　→　塩漬け　→　塩抜き　→　乾燥

といった準備に手間がかかります。加工済みの食材で燻製調理に慣れてきたらチャレンジしましょう。

おすすめ食材

チーズ

燻製の王道といえばチーズです。お子さんでも食べやすくファミリーキャンプにもってこいの食材。写真は我が家が初めてスモークチーズにチャレンジした時の写真です。

色々なチーズを試しましたが、一番美味しかったのはスーパーでもよくみる定番の６Pチーズ。

包まれているアルミの下半分をそのままチーズの下に敷いてスモークすれば、取るときに網にくっつかなくてとても便利でした。

コンロは、ユニフレームのツインバーナーを使用しています。ツインバーナーについてのレビュー記事もあわせてご覧ください。

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たまご

こちらもポピュラーな食材＂たまご＂です。燻製したたまごのことを「くんたま」と呼んだりします。普通のたまごよりも、うずらのたまごを使った方が食べやすくておすすめです。

味玉にしてから燻製するとより深みのあるくんたまができあがります。

ベーコン

ベーコンはあらかじめ塩っけがあるので、下処理や下味をつける必要がなく簡単に調理できます。ひろみんママのおすすめは薄いベーコンよりもちょっと厚めのベーコンを使うこと。

スモークチーズとスモークベーコンはとっても相性がよく、お酒のおつまみに最高なんです！

ソーセージ

こちらもあらかじめ下味がついているので、手間なく燻製が楽しめます。BBQコンロで焼いて食べるのももちろん美味しいですが、たまには燻製にしていつもと違うソーセージを味わってみてはいかがでしょうか。

変わり種で、ポテトチップスを燻製にするのもおもしろいですよ

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おすすめコンパクトスモーカー６選

スモーカーは吊るすタイプの大きなものから、段ボール製など大きさ・形もさまざま。それらの中で、キャンプで簡単に燻製料理を楽しむなら、コンパクトなスモーカーがおすすめです。

コンパクトスモーカーはお持ちのツーバーナーなどコンロの上で調理できますし、小さめなので嵩張らず荷物が少なくすむというメリットもあります。

コンパクトスモーカー６選

Coleman(コールマン) コンパクトスモーカー 

こちらは煙が漏れにくい熱燻製専用のスモーカーです。本体のふちに水を入れることで煙が漏れるのをおさえます。自宅でも使いやすいモデルです。

SOTO（ソト）スモークポットDon(ドン)

自宅やキャンプで気軽に燻製が楽しめる陶器製のスモーカーです。カラーは　●藍　●うぐいす　●つばき　の３色。ひろみんママ愛用のスモーカーです。

温度計付きで初心者でも失敗なく燻製調理が楽しめます。さらに温度計が食材に干渉しにくい平型フタを採用するなど細かい部分に工夫が。

陶器製なので、専用ケースがあると安心です。

SOTO（ソト）スモークポット IH ブラック

このスモーカーの一番の特徴はIH調理器・ガスコンロどちらも使用可能であること。密閉性が高いのでご家庭のキッチンでもOKです。

陶器製なので食材に熱をしっかり伝えつつ、滞留する燻煙であっという間に燻製が仕上がります。

snow peak （スノーピーク）コンパクトスモーカー CS-092 

食材を載せるネットが2 段仕様なので、コンパクトながら多くの食材をセットできます。また肉や魚介類をスモークする際に出る肉汁を受ける皿を底にセットできるので、安心してスモーク料理を楽しめるのも魅力。

そして『スモーカー』の役割にプラスして、蒸し器やお鍋の代わりとしても使えるので、バリエーション豊富な料理が楽しめます。

APELUCA （アペルカ ）テーブル トップスモーカー

金属加工の聖地とも言われる新潟・燕三条で作られたコンパクトスモーカーです。蓋の穴からフワリと煙が流れる特徴的なデザインで、テーブルに置きたくなるスモーカーです。

収納袋、スターターセット（チップ、ウッド）付きで購入後すぐに燻製を楽しめます。さらに人気燻製ブロガー 『燻製道士』 監修 レシピブック付きでお得感があります。

Camerons（キャメロンズ ）ストーブトップスモーカー

ガス・炭火・オーブン・IHとマルチ対応のスモーカーです。アウトドアはもちろん家庭でも手軽に燻製料理が楽しめます。

A4サイズよりも小さく、ハンドルが折りたためますので収納もコンパクト。長方形なので食材が無駄なくたくさん並びます。

約6回分のスモークチップがセットになっていてとってもお得です。

Lサイズもあります。

以上、キャンプでも自宅でも燻製が楽しめる＂コンパクトスモーカー＂おすすめ6選でした～

まとめ

今回は、初心者でも気軽に燻製調理が楽しめる「コンパクトスモーカー」に焦点を当ててご紹介しました。名前の通り非常にコンパクトで、キャンプへ持って行っても嵩張ることなく持ち運びがラクなのが魅力です。

自宅で使用する場合はご自宅の熱源（IH・ガス）を確認の上、対応したスモーカーを選ぶようにしましょう。ぜひキャンプで気軽に燻製調理を楽しんでみて下さい。