失敗しないツーバーナーの選び方 自宅並みの使いやすさで快適なキャンプに!おすすめ10選も

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上手に節約しながらファミリーキャンを応援しているひろみんママです。

今回は我が家のキャンプでも、もはや手放せない便利ギアとなっている「ツーバーナー」についてご紹介します。

"キャンプは不便を楽しむものだ"というのは昔の話。もちろんそういったキャンプスタイルがいいというキャンパーの方もいますが、ひろみんママは便利なものはどんどん活用してラクしてキャンプを楽しみたいタイプです♪

これからツーバーナーの購入を考えている方のために、失敗しない選び方について詳しくまとめましたので、ぜひご参考になさってください。

ツーバーナーとは

ツーバーナーで朝ごはんを調理している様子

ツーバーナーとは、2口コンロのことで、ゴトクがついており2種類の料理が同時に調理できる便利なギアです。

燃料はガスカートリッジを使用する「ガス式」とホワイトガソリンを使用する「燃料式」の2種類があります。

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ファミリーキャンプではお子さんをみながらの調理や片付けで大忙しのママも、ツーバーナーで快適なキャンプになること間違いなしです。

ツーバーナーを使うメリット

  • 炭を使わないので時間短縮になり、後片付けがラク
  • 2口コンロで同時調理が可能
  • 自宅と同じようにさまざまな料理が楽しめる
  • 火加減の調整が簡単

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ツーバーナー選びのポイント

ツーバーナーでカレーを作っている様子

ツーバーナーはさまざまなアウトドアメーカーなどで販売されていて、価格帯もさまざまです。選ぶ際は自分が実際に使っていることをよくイメージして、自分のスタイルにあったものを購入できるといいですね。

それではツーバーナーを選ぶポイントについて見ていきましょう。

燃料

ガスとホワイトガソリン、2種類の燃料にはそれぞれメリット・デメリットがあります。まずは燃料を決めるのが第一優先ですので、違いを理解して自分にあった方を選択しましょう。

ガス式

ガス式のツーバーナーはCB缶OD缶を使用します。どちらもツーバーナーの本体に簡単にセットできて、すぐ調理がスタートできますので初心者の方におすすめです。

ただ、燃料式と比べてコストがかかるのと、火力が安定しないというデメリットもあります。また使用後はガス缶がゴミになります。

ガス缶の種類

ガスを燃料とするツーバーナーはCB缶専用とOD缶専用に分かれています。

CB缶(カセットボンベ缶)家庭用カセットコンロで使われているガス燃料
OD缶(アウトドア缶)アウトドアでの使用を想定して作られたガス燃料

CB缶は値段が安く、コンビニ・スーパーなどで簡単に入手できるところがメリット。気温が低い環境ですとガス缶が冷えて火力が弱くなってしまうというマイナス点もあります。

それに比べてOD缶は外での使用を前提として作られているので、気温が低い環境下でも火力が比較的安定しています。

CB缶よりも値段は高めで、スーパーなどでは手に入らないので、アウトドアショップやネットなど限られた場所でで購入することになります。

燃料式

燃料式のツーバーナーは高い純度で精製されたホワイトガソリンを使用します。(ガソリンと言っても車のガソリンとは種類が違うので注意)

特徴としては、火力が強く風が吹いたり気温が低い状況でも安定して燃焼することができます。さらにホワイトガソリンはガス缶に比べてとてもリーズナブル。コストを抑えたい方におすすめです。

難点は、燃料タンクに空気を送って加圧する"ポンピング"という作業が必要で、使用後もガソリンを抜く作業があること。手間がかかるので初心者の方にはおすすめできません。

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現在、ホワイトガソリンを使用したツーバーナーは種類が少なく、ほとんどがガス式となっています。

火力

ユニフレームツインバーナーが点火された様子

ツーバーナーの火力は2500~4000kcal/h程度のものが多いですが、3000kcal/hくらいあると十分かなと思います。「とにかく火力重視だ」という方はホワイトガソリンを使う燃料式を選びましょう。

ガス式は風や寒さに弱いので、風よけがついているものが良いですね。

ブースター

ユニフレームツインバーナーのパワーブースターの画像

ガス缶が冷えてガスが気化できなくなり急激に火力が低下することを「ドロップダウン」と言います。長時間使い続けたり、外気温が低かったりすることが原因で起こります。

そんなドロップダウンを防止するためにガス缶をあたためる役割をしてくれるのが「ブースター」です。(写真の銅製の部分)予め本体に内蔵されているものと外付けのものとがあります。

写真は我が家が長年愛用しているユニフレームツインバーナーですが、ブースターは本体に内蔵されているので大変おすすめです。

手入れのしやすさ

お手入れがしやすいと後片付けが楽になりますし、常に綺麗をキープできてギアを長持ちさせることができます。

ユニフレームツインバーナーの汁受け部分の前方傾斜を見やすくした画像

再び登場、我が家のユニフレームツインバーナーを見てみましょう。五徳が簡単に外せて、さらに汁受け部分が前方傾斜になっているため、手前にこぼれた汁などが溜まるようになっています。

余計な溝などがなく簡単に拭き掃除ができるように工夫されています。

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手入れのしやすさは意外と重要なポイントです。

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ツーバーナーおすすめ10選

それでは、ひろみんママおすすめのツーバーナーをご紹介します。なお燃料式は現在種類が少なくなっており1台のみのご紹介です。

おすすめ燃料式ツーバーナー

Coleman(コールマン)413Hパワーハウスツーバーナー

火力が強く燃料がリーズナブルなのでランニングコストに優れています。燃料タンクには約1.6Lのホワイトガソリンが入ります。

寒くても火力が弱くならずに安定しているので、火力が重要な料理にもチャレンジできます。手間がかかりメンテナンスは必要ですが、手をかけて育てるギアといえます。

燃料ホワイトガソリン
最大火力約3,650kcal/h(メインバーナー)
約2,750kcal/h(サブバーナー)
使用時サイズ約67×46×44.8(h)cm 
収納時サイズ約56×35×16(h)cm
重量約5.8kg

おすすめガス式ツーバーナー

UNIFLAME(ユニフレーム) ツインバーナー US-1900 

こちらはパワーブースター(加温器)を搭載しており、カセットボンベを温めることにより、液化ガスの気化を促進させ出力ダウンを防止します。

MAX3900kcal/hの高火力を発揮し、火力調整も簡単なのでとろ火もOK。サイドには風防が付いていおり、簡単に設置可能。

約3.9kgという脅威の軽量化を実現し、持ち手を引き出してアタッシュケースのように持ち歩きができます。

燃料CB缶
最大火力3900kcal/h×2(プレミアムガス)
3000kcal/h×2(レギュラーガス)
使用時サイズ540×325×290(㎜)
収納時サイズ540×325×110(㎜)
重量約3.9kg

純正ガスはこちら

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ユニフレームのツインバーナーを徹底解剖したレビュー記事はこちらです。気になる方はぜひご覧ください!

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SOTO(ソト) 2バーナー ST-527

火力は3300kcalと十分なパワーがありさまざまな調理が可能です。火力調整は器具栓つまみを回すだけで弱火から強火まで調節ができます。

対応の燃料は、安価で手に入るCB缶です。アルミグリドルやシステムスタンドなどオプション品も充実しています。

燃料CB缶
最大火力3300kcal/h 
使用時サイズ幅54.5×奥行33×高さ54cm
収納時サイズ幅54.5×奥行33×高さ9.5cm
重量約5.1kg

SOTO(ソト) レギュレーター2バーナー GRID グリッド ST-526

こちらは薄型(ゴトクまで116mm)でテーブルトップタイプのツーバーナーです。スタイリッシュでお洒落なデザインが人気で、テーブルに置いて使用すれば調理をしながら家族団らんが楽しめます。

マイクロレギュレーターを搭載していて、低温時や連続使用時の火力低下を最小限に抑えます。風防は取り外し可能。燃料は経済的なカセットガスです。

燃料CB缶
最大火力2,500kcal/h 
使用時サイズ幅473×奥行252×高さ145mm ( 風防取り付け時 )
幅468×奥行251×高さ116mm ( 風防不使用時 )
重量2.25kg

Coleman(コールマン)パワーハウスLPツーバーナーストーブII/レッド

持ち運びに便利なキャリーハンドル付きでスリムなボディーが魅力のコールマンのツーバーナーです。使用する燃料はOD缶で、最大火力は約3500kcal/hと十分。カラーは ●レッド ●グリーンの2色展開です。

収納棚を備えすべてが揃った「コンパクトキッチンテーブル」(別売り)と相性バッチリです。

燃料OD缶
最大火力約3500kcal/h
使用時サイズ約64×32.5×52(h)cm
収納時サイズ約54×32.5×7(h)cm
重量約4.2kg

グリーンも人気です。

Aladdin(アラジン) ポータブル ガス カセットコンロ kama-do

日本の伝統的な暮らしの道具「かまど」をイメージしたカセットコンロ。遊び心のあるポップなカラーバリエーションがとってもお洒落です。

耐風性に優れたトルネードバーナーの搭載により、炎が中央に集まり効率よく温めます。バーナーを本体に潜り込ますように配置した構造と取り外し可能な風よけのトップカバー採用で、風が吹いても火が消えにくく、アウトドアに最適です。

燃料CB缶
最大火力右2.9kW(2500kcal/h)
左2.1kW(1800kcal/h)
使用時サイズ約 幅53.0 × 奥行41.2 × 高さ35.0cm
収納時サイズ約 幅53.0 × 奥行31.4 × 高さ16.6cm
重量約5.6 kg

ロゴス LOGOS×SENGOKU ALADDIN がコラボした限定カラー

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エクスギア ガスツーバーナーコンロ UF-17

最大火力は3000kcal/hの左右独立のツーバーナーです。持ち運びに便利なくぼみの取っ手部付き。ゴトクとフード(風防)は取り外しができるので、お手入れが簡単で後片付けも楽々です。

色合いが濃い目のブラウンなのでどんなキャンプサイトにもマッチします。

燃料OD缶
最大火力3000kcal×2(レギュラーガス使用時)
使用時サイズW655×D350×H500mm
収納時サイズW530×D320×H80mm
重量5kg

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ツーバーナー以外でキャプテンスタッグのおすすめギアはこちら☟
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PRIMUS(プリムス) ツーバーナー オンジャ P-COJ-BK

こちらは他のツーバーナーとは一味違うデザインが魅力で、非常にコンパクトなプリムスのツーバーナー「オンジャ」です。

ウッドボードを外しX字型に開いてセッティング。安定感があり鍋やフライパンを載せても倒れず安定感があります。

収納するとショルダーバッグのように持ち運ぶことができ、ウッドボードはゴトクの上に載せてになったり、鍋敷きにもなります。

ただ、圧電点火装置は付属してないので、毎回ライターなどで点火する必要あり。

燃料OD缶
最大火力3500kcal/h×2(500Tガス使用時)
収納時サイズ43.0×14.0×30.0cm
重量3.0kg(+ウッドボード490g)

Iwatani (イワタニ) フラットツインS TBG-2-OL

2バーナーでカセットコンロと同じ構造なので、点火や火力調整も簡単にできます。風に強い深型汁受けや、高火力の多孔式バーナーでアウトドアでも手軽にお料理が楽しめます。

カセットガスの装着は、磁石で固定するマグネット式のため着脱は簡単。異状過熱したときは自動的に外れるという安全仕様になっています。

フタや五徳は取り外し可能なので、お手入れも楽々です。

燃料CB缶
最大火力2,800kcal/h×2
使用時サイズ627×439×409mm
収納時サイズ627×419×150mm
重量約6.9kg

Iwatani イワタニ バーベキューコンロ グリルスター CB-SBG-2

ツーバーナー本体とスタンドの分離が可能で、スタンドの上でもテーブルの上でも使用可能です。持ち運ぶ際はタイヤがついているのでサッと折りたたんで転がして手軽に持ち運べます

ヒートパネル方式を採用していて、燃焼中の炎の熱をCB缶に伝えてガスの気化を促進。火力を落とさずにガスを最後まで使い切ることができます。

別売りの鉄板プレートが豊富で、さまざまな料理がたのしめます。

燃料CB缶
最大火力2,800kcal/h×2
使用時サイズ幅 816mm×奥行 519mm×高さ1072mm
重量約11.3kg

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以上、ひろみんママ厳選のおすすめツーバーナー10選でした!
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まとめ

ツーバーナーでお湯を沸かしている様子

今回はキャンプがもっと便利になるギア「ツーバーナー」についてご紹介しました。今はガスを燃料としたものが主流になっています。

寒い時期のキャンプはしないという方は、比較的安価なCB缶を使用するツーバーナーで問題ありませんが、冬キャンプをされる場合は火力が安定しているOD缶がおすすめです。

炭を利用した料理に比べ、ツーバーナーでは楽しめる料理のバリエーションが格段にUPします。お好みの1台をぜひ見つけてくださいね。

自分好みのキャンプギアを探そう!

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