今回は関東屈指のパワースポットとして有名な埼玉県秩父市にある「三峯神社」についてご紹介します。
神社とともに有名なのが「氣守」という御守りです。勝利や成功を導いてくれる素晴らしいご利益がいただけます。参拝されたら絶対にゲットしてほしい御守りです。
三峯神社とは
三峯神社は埼玉県秩父市の標高1,100mの山の中にある神社で、関東でも屈指のパワースポットと言われています。
三峯の名前は「雲取山(くもとりやま)」「白岩山(しらいわやま)」「妙法ヶ岳(みょうほうだけ)」の三つの峯が見える場所であることが由来となっているそうです。
山の中の神社ということで、道中はほとんどが細い山道となります。冬期は凍結や雪の影響もあり車の運転に慣れていない人にとっては少々ハードルが高い道のりかもしれません。
御祭神
三峯神社の御祭神はこちらです。
◆伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
◆伊弉冉尊(いざなみのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説
三峯神社を創建したのは日本書紀に登場する英雄 日本武尊(やまとたけるのみこと)であると伝えられています。
その伝説にちなみ、境内には日本武尊の銅像が建てられています。
景行天皇の命により東国平定に遣わされた日本武尊は、現在の三峯神社があるこの地を訪れた時に美しい景色を大変気に入り、日本神話の神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀ったのが三峯神社の始まりとされています。
景行天皇と日本武尊 列島を制覇した大王 [ 河村哲夫 ]三峯神社までの行き方
アクセスマップ
お車
<東京方面から>
関越自動車道・花園ICより国道140号線 皆野寄居バイパス経由で約2時間
<山梨方面から>
中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線 雁坂トンネル経由で約2時間半
バス
公共交通機関を利用する場合はバス一択です。西武秩父駅から出ている西武観光バス「急行・三峯神社行き」に乗ります。
西武秩父駅 → 三峯神社(終点)
運賃 | 大人:950円 小人:480円 |
所要時間 | 約80分 |
便数 | 平日:6便 土日祝日:8便 |
運行は平日ですと1時間に1本程度しかありませんので、時刻表をチェックして早めに乗り場で待機するのがおすすめです。
土日祝日は少し本数が増えますが、混雑により乗りたい便に乗れないこともありますのでご注意ください。
三峯神社 基本情報
住所 | 〒369-1902 埼玉県秩父市三峰298‐1 |
TEL | 0294-55-0241 |
駐車場 | あり(有料) 普通車:520円/二輪車:210円 ※開門時間8:00~18:00 |
社務所受付時間 | 9:00~17:00 御祈祷受付は~16:00まで |
ペット | 不可(盲導犬・介護犬は除く) |
公式 | 秩父 三峯神社 (mitsuminejinja.or.jp) |
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参拝レポート
こちらが三峯神社の案内図です。三峯神社には拝殿とは別に標高1,329mの妙法ヶ岳山頂に「奥宮」が鎮座しています。(案内図の右上あたり)
本格的な登山道で約1時間~1時間半ほどかかるためなかなかハードルの高い参拝となりますが、三峯神社の中でも最もパワーのある場所が奥宮です。
私もまだ訪れたことはありませんが、いつか参拝してみたいと思っています。
珍しい三ッ鳥居
こちらは三峯神社の入り口となる最初の鳥居です。通常の鳥居と少し違うところにお気づきでしょうか。
こちらは三つの鳥居が連なる「三ツ鳥居」と言われるもので、なかなかお目にかかれないとても珍しい鳥居です。
全国約8万社ある神社の中でもわずかに数社あるだけということなので、どれだけ貴重であるかがわかります。
守護神の狼
三ツ鳥居の左右には堂々とした力強い姿の「狼」が鎮座しています。神社と言えば通常狛犬ですね。三峯神社ではなぜ狼なのでしょうか・・・。
実は日本武尊が東征中に雁坂峠で霧の道に迷った際、現在三峯神社があるこの山まで道案内をしたのが狼(山犬)であったとされています。
狼は神の意志を伝える動物の霊である「眷属(けんぞく)」となり、三峯神社では「御眷属様」と呼ばれ、境内の数か所で見ることができます。
参道から随神門(ずいしんもん)へ
三ッ鳥居を抜けると大きな木々に囲まれた参道が続き、のんびりと神聖な空気を味わいながら進みます。
緩やかな坂道を上っていくと、左手に幻想的な美しい門があらわれました。
人の大きさから察するにかなりの大きさであることがわかります。こちらが三峯神社の「随神門(ずいしんもん)」です。
随神門とは邪悪なものが神様のいる聖域に入り来るのを防ぐために建てられた門のことです。
随神門でも狼がお出迎え。門の近くに来ると空気感が一変します。
ほとんどの人がこの門を素通りしていますが、ぜひ随神門の真下に立って天井を見上げてみてください。2024年にちなんだあるものが描かれています。
ご存じの方もいるかと思いますが、知らない方は行ってからのお楽しみということで。
夫婦杉
随神門から拝殿へ向かう途中に不思議な大木に出会いました。賽銭箱が置いてあります。
こちらは2本の杉の幹の部分がくっついており、「夫婦杉」と呼ばれています。縁結びの木というものが更に奥にあるようですが、こちらも十分ご利益ありそうです。
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