キャンプを始めようと思った時、まず必要なのがテントですね。ちょくちょく買い替えができるほどお安くはないので、選ぶ際は慎重に検討したいものです。そこで【テント選びのポイント】と【ファミリーキャンプにおすすめしたいテント10選】をご紹介します。
これからキャンプを始める方やテントの買い替えをご検討中の方ぜひ参考になさって下さい。
テントの種類
テントは形や素材・大きさなどさまざまな種類があり、これからキャンプを始めようとする方にとっては特に難しい選択です。
まずはそれぞれのテントの特徴やメリット・デメリットを把握して、自分の理想にあったテントのスタイル(種類)を決めましょう。
メリット・デメリットを知ろう!
テントの形状は主に4種類に分けることができます。
●ドームテント
●2ルームテント
●トンネルテント
●ワンポールテント
それぞれに「メリット」「デメリット」があり、どちらもしっかり把握した上でベストなものを選択したいものです。
ドームテント
出典:楽天市場
ドームテントは天井が丸みを帯びたドーム型のテントで、ソロキャンプからファミリーキャンプ向けまでラインナップが豊富な定番テントです。
特徴は2本のポールをクロスさせてポールのしなりによって生地を持ち上げ形を作ります。丸みのあるフォルムは風に強く耐風性に優れています。
ーメリットー
- コンパクトなのでサイトのレイアウトの自由度が高い
- シンプルな作りなので初心者でも設営しやすい
- 耐風性に優れている
-デメリットー
- リビングにはタープを設置する必要がある
- 背が低いものが多く若干窮屈
2ルームテント
出典:楽天市場
2ルームテントはドームテントにスクリーンタープが付いていて、寝室とリビングが一体化しているテントのことです。タープを張る必要がなく、急な雨や風でも安心。プライベート感もあります。
ドームテントに比べ設営が少し難しく一人だと大変かもしれません。
-メリットー
- リビングと寝室が一体化しているため1つで設営完了
- 急な雨や風でも安心
- プライベートな空間が保持できる
ーデメリットー
- テント自体が大きく狭い区画だと入らない場合がある
- 重くサイズも大きいためメンテナンス(乾燥等)が大変
- 設営が少し複雑なので慣れるまで時間がかかる
トンネルテント
出典:楽天市場
トンネルテントとは、テント内に寝室とリビングがあるトンネル型のテントのことです。2ルームテントとの違いは3~4本のポールをアーチ状に通して立ち上げるだけのシンプルな設営行程です。インナーテントを外すとシェルターとして使えます。
トンネルテントといえば大人数のキャンプをイメージされるかもしれませんが、2~3人用の小さ目サイズもあり、とても人気の高いテントです。
ーメリットー
- リビングスペースが広く、高さもあるのでテント内で快適に過ごせる
- 急な雨や風でも安心
- プライベートな空間が保持できる
- 設営行程がシンプルで簡単
ーデメリットー
- テント自体が大きく狭い区画だと入らない場合がある
- 重くサイズも大きいためメンテナンス(乾燥等)が大変
- 奥行がある分夏場は熱が逃げにくく暑い
ワンポールテント
出典:楽天市場
ワンポールテントとは中心に1本のポールを立ててそこから幕を吊り下げて作る錐型テントのことで、モノポールテントとかティピーテントとも呼ばれています。
三角帽子のような見た目で、スタイリッシュさが魅力です。設営は周辺にペグを打ち、中心に1本のポールを立てるだけのシンプルな行程なので、慣れれば比較的簡単です。
ーメリットー
- 軽量で設営もシンプルで簡単
- 天井が高く立ったまま着替えることも可能
- 雪が積もりにくく冬キャンプでも活躍
ーデメリットー
- センターポールがあるため室内のレイアウトの自由度が下がる
- 前室がないものは雨風が室内に吹き込みやすい
- 中心は高さがあるが外側へいくほど高さがなく若干窮屈に感じる
- 開閉できる部分が少なく通気性が悪い
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テント選びのポイント
ポイント1ー設営のしやすさ
初心者の方はテントの設営に不安を抱えていることも多いですね。初めてのテントは設営のしやすさに重点を置いて選ぶようにしましょう。
毎回設営に手こずって時間がかかると、キャンプ自体が面白くなくなってしまう可能性もあり、それでは本末転倒です。
また、小さいお子様がいらっしゃるファミリーキャンプにおいては、お子様の安全を確保するためにも時間をかけずにテント設営したいものです。
ポイント2-サイズ
最適なテントのサイズは、キャンプで寝泊まりする人数によって変わってきます。
テントに表記されている使用人数は"最大収容可能人数"なので、荷物を置いたりすることを考えると、快適に過ごすには表記されている人数よりマイナス1~2名で考えるのがベストです。4人家族であれば5~6名用のテントが理想です。
ポイント3ー保証やアフターフォロー
テントは自然の中に設置するものですので、予期せぬことからポールが折れてしまったり、幕に穴が開いてしまったりトラブルも少なくはありません。
そんな時安心なのが保証やアフターフォローです。テントは高価な買い物です。購入する際はメーカー保証がどの程度付いているのかはしっかり確認すべきです。
出典:楽天市場
なおアウトドアブランド「スノーピーク」には保証書がありません。なぜなら全製品「永久保証」というシステムだからです。
できる限り修理し長く使ってもらいたいという思いから、全製品保証書なしで修理してくれます。
ポイント4-予算に合わせた価格帯
テントの価格帯はとても幅広いです。それぞれにお財布事情があるので、まずは自分の予算に合った価格帯で探しましょう。
またキャンプを始める時には揃えるものがいっぱいで、ある程度初期投資が必要となります。他のギアの購入も頭に入れて調整する必要があります。
ただし、テントはキャンプにとって命とも言えるとても重要なギアです。安いからといって品質に妥協することのないように気を付けましょう。
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