奥宮
東照宮の本殿の裏には奥宮と言われる場所があります。奥宮は徳川家康公のお墓で、国の重要文化財にも指定されています。
奥宮へとつながる参道の手前には多くの参拝者をお出迎えしてくれているかのように「眠猫(ねむりねこ)」がいます。頭上↑ という看板があるのですが、気を付けていないと見逃してしまうほど意外と小さいです。
眠り猫の真裏には2羽の雀の彫刻があるのですが、猫が眠っていると雀が安心していられる、つまり世の中がそのくらい平和になってほしいと願ったもではないかと言われています。
しかし、眠っているように見せかけて家康公を守るためにいつでも飛び掛かる準備をしているのでは・・という説もあるんですよ。おもしろいですね!
参道
奥宮は日光東照宮の中で最も標高が高い場所に位置しており、巨木に囲まれた参道を進みます。雰囲気がガラッと変わり、神聖な場所であることを感じます。
奥宮までは207段の石段を登ります。真夏の猛暑日だったので結構しんどかったです。飲み物必須ですね。こちらの階段は1段1段を1枚岩で造っているそうでつなぎ目がありません。
奥社宝塔
こちらが家康公のお墓で、高さ5mもある宝塔になります。造られてから一度も開けられたことがないそうです。
こちらの宝塔を一周まわれるように道が整備されています。
叶杉(かのうすぎ)
奥宮には根元の祠(ほこら)のところで願いを唱えると成就するとされている樹齢600年の叶杉(かのうすぎ)というものがあります。
行列ができるほど人気のパワースポットです。
御守りと御朱印
拝殿でお参りをしたあと、御朱印と叶鈴守をいただきました。奥宮に参拝した方しか手に入らないので叶鈴守は大変おすすめですよ。
御朱印は書き置きのみで初穂料500円。叶鈴守は3色から選べて1つ1000円です。
本地堂
東照宮の敷地内には神道と仏教の両方の関連性をもっている本地堂 別名「薬師堂」があります。東照宮内で最も大きな建物です。
今まで知らなかったのですが、実はこの薬師堂、神社である東照宮内にあるのですが、お寺である日光山輪王寺の建物の一部なんだそうです。
輪王寺の本堂は東照宮の参道脇に建っており東照宮から歩いてすぐのところです。昔神仏分離令によってお寺である輪王寺と日光東照宮は切り離されてしまったとか。
このため薬師堂は東照宮の境内にありながら、輪王寺の所管ということになります。
鳴き龍
薬師堂で有名なのが「鳴き龍」です。薬師堂には34枚のヒノキ板がはめ込まれた鏡天井があるのですが、そこには縦6m、横15mの巨大な龍の絵が描かれています。
この龍の顔の下で拍子をカーンと打つと、音が共鳴してまるで龍の鳴き声のように音が響いてくるということから鳴き龍と言われています。
顔ではない場所で鳴らしてもそのような音は鳴り響かないので、とても不思議な現象ですよね。
御守りと御朱印
お寺の御朱印は躍動感のあるものが多くいつも感動します。御朱印は何種類かあるのですが、今回は巳年と辰年の限定となっている見開きで龍が絵が描かれた御朱印をいただいてきました。カッコイイですよね♪
鈴鳴龍守はカラーが豊富でお好きな色が選べます。この御守りは一般的な鈴と違って穴がありません。「運が逃げないように」という願いがこめられているからだそうです。
さらにこれらの御守りは神社のように1年で返納する必要がなく一生持ち続けてOKなんだそうですよ!
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まとめ
今回は栃木県日光市の歴史ある神社「日光東照宮」の参拝レポートをご紹介しました。
日本屈指のパワースポットで、とにかく見どころが盛りだくさんです。拝観料はかかりますが、豪華絢爛で素晴らしい建築物は一見の価値ありです。
ぜひ実際に参拝し、歴史に触れながら最高のパワーをいただいてきてくださいね。
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