キャンプやBBQなどで楽しく飲食するための必須アイテムといえば【クーラーボックス】ですね。大切な食材をしっかり守るためにクーラーボックス選びは失敗したくないものです。
これからキャンプを始める方などにはこんなお悩みが・・・
そこで、今回はクーラーボックスの特徴と選び方について詳しくご紹介したいと思います。さらにクーラーボックスを扱っているおすすめメーカー5選と、その中からファミリーキャンプに使えるクーラーボックスをPICK UPしましたので、ぜひ参考になさってください。
クーラーボックスの選び方
クーラーボックスはとにかく種類が多いので何がベストなのか悩んでしまうという方が多いです。選ぶ際は以下の4つのポイントに注意して選びましょう。
おさえておきたいポイント
- 使用用途
- 形状(ハード・ソフト)
- 保冷力
- 容量
使用用途
まずクーラーボックスの使用用途(シチュエーション)を考えましょう。釣り用、1泊2日のキャンプ用、日帰りのBBQ、または普段使いなのか。それによって必要な保冷力というものが決まります。
形状
クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプの2種類の形状があります。
ハードタイプの特徴
丈夫で衝撃に強くつぶれません。長時間保冷が可能です。またクーラーボックスの上に物が置けたりテーブル代わりに使用できるものもあります。
ソフトタイプの特徴
軽くて持ち運びがラク。折りたためるためコンパクトに収納できます。ハードタイプに比べると保冷力は低いですが普段使いしやすいです。
保冷力
クーラーボックスの保冷力は、使用されている素材によって違いが出ます。主に3種類に分けられます。
● 発泡スチロール 保冷力△
● 発泡ウレタン 保冷力〇
● 真空断熱パネル 保冷力◎
発泡スチロール
発泡スチロールは短時間の使用に向いています。保冷力は低めです。100均などでも手に入るので安価なところが魅力です。軽量で1回キリの使い捨てもあります。
発泡ウレタン
アウトドア用のクーラーボックスに使用されている最もメジャーな素材になります。真空断熱パネルには劣りますが、保冷力は申し分ありません。価格と性能のバランスがいいのでおすすめです。
真空断熱パネル
クーラーボックスの素材としては保冷力が最も高く、主に釣り具メーカーのクーラーボックスに採用されています。
本体の内側と外側が二重構造になっていて、その間が真空状態の空洞になっています。中に外側の温度が伝わりにくい状態を作っているため、保冷効果が抜群に高いのです。
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容量
使用用途や使用人数によって適正な容量があります。
キャンプの人数別適正容量
20L以下 | 小型 | ソロキャンプ |
20~40L程度 | 中型 | 2~3名 |
40~60L程度 | 大型 | 4名以上 |
容量の単位にはアメリカ独自の単位「QT(クオート)」が使われているものがあります。1QT=約0.95Lになります。54QTと記載があっても54Lではないので注意。
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ファミリーキャンプなら
キャンプで1泊した場合、基本的に夕食と翌日の朝食分の食材を持って行く必要があります。気温にもよりますが、長時間食材や飲み物を保管しておかなければならないため、ソフトタイプよりハードタイプが断然おすすめです。
素材は発泡ウレタンか真空断熱パネルを使用した保冷力の高いクーラーボックスを選びましょう。
ファミリーキャンプなら容量は50L以上あると安心です。ただ大型のクーラーボックスは中身を入れるとかなりの重さになりますので、食材と飲み物を違うクーラーボックスにしたり、持ちやすく中型を2つで対応するなどそれぞれのスタイルに合わせて容量・サイズ・個数を決めましょう。
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クーラーボックスおすすめメーカー5選
おすすめメーカー5選
- YETI(イエティ)
- Coleman(コールマン)
- IGLOO(イグルー)
- LOGOS(ロゴス)
- ORCA(オルカ)
イエティ
出典:楽天市場
イエティは2006年にスタートしたプレミアムクーラーボックスとそのアクセサリーを開発する会社です。スタイリッシュなデザインが人気で、キャンパーなら一度は目にしたことがある憧れのメーカーではないでしょうか。
人気の秘密は見た目だけではなく、耐久性に優れた丈夫さと、密閉性の高い構造で圧倒的な保冷力が備わっている点です。サイズ展開も豊富です。
イエティおすすめクーラーボックス
イエティのハードタイプのクーラーボックスは
● Vシリーズ
● ローディシリーズ
● タンドラシリーズ
の3種類があります。
イエティ最高峰モデル「Vシリーズ」
Vシリーズは6面に真空断熱パネルを採用。保冷力の高さは圧倒的。容量は52.25Lの1種類のみ。最高峰だけに、お値段はちょっと高め。
縦長のボディは飲み物と相性抜群「ローディシリーズ」
2Lのペットボトルやボトル系の飲み物がすっぽり入る縦長のボディが魅力。容量は3種類あり「ローディ24」以外はタイヤ付きです。
■ ローディ24(22.8L)
■ ローディ48 ホイールクーラー(45.6L)
■ ローディ60 ホイールクーラー(57L)
キャンパーに人気の「タンドラシリーズ」
イエティのクーラーボックスの中で一番サイズ展開が豊富で、大人気のシリーズです。使い勝手がよく、特に日本で人気なのは以下の3サイズです。
■ タンドラ35(28.3L)
■ タンドラ45(37.8L)
■ タンドラ65(54.1L)
イエティのクーラーボックスはかなり頑丈にできているため、空の状態でもかなり重さがあります。移動時の負荷軽減のために発売されたタイヤとハンドル付きの「タンドラホール」もおすすめです。
■ タンドラホール(41L)
コールマン
出典:楽天市場
キャンプ用品一式が揃うほど商品のラインナップが多いコールマンですが、クーラーボックスにおいてもその種類は大変多く、サイズ展開も豊富です。その中からファミリーキャンプにおすすめのクーラーボックスを厳選してご紹介します。
54QT スチールベルトクーラー
断熱材の厚みは5㎝程度あると高い保冷力を発揮できるとされています。こちらのスチールベルトクーラーは厚さ3㎝と薄い設定でありながら、高性能な他の商品に引けを取らないほどの保冷力があります。
51Lと大容量で、さらに2Lのペットボトルが立てたまま収納できるのが魅力です。
エクストリームホイールクーラー
コールマンの定番クーラーボックスと言えば「エクストリームクーラーシリーズ」です。こちらは蓋にも断熱材が入っており、最大5日間保冷が可能な高機能クーラーです。連泊キャンプにはもってこいのクーラーボックスですね。
■ 50QT(45L)
■ 62QT(58L)
車輪の付いていないハンドルで持ち運ぶタイプならこちら
■ 52QT(49L)
イグルー
出典:楽天市場
IGLOO(イグルー)は1947年にアメリカで誕生し、全米シェアNO.1のクーラーボックス専用のメーカーです。独自に開発した「ウルトラサーモ断熱材」を使っており、高い保冷力が人気の理由となっています。お手頃価格で購入できるのも魅力。
キャンパー向けのハイスペックモデル「IMXシリーズ」
イグルーがキャンパー向けに開発した最高峰スペックのクーラーボックスで、耐久性、保冷力はお墨付き。ごつごつして無骨な感じがキャンプにピッタリのデザインです。
■ IMX70(66L)
タフなボディと高い保冷力「BMXシリーズ」
丈夫で耐久性に優れていて、最大5日間の保冷が可能なアウトドアに最適なクーラーボックスです。
■ BMX25(23L)
■ BMX52(49L)
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ロゴス
出典:楽天市場
ロゴスはキャンプ用品などを扱う日本のアウトドアメーカーです。幅広い商品を取り揃えておりますが、その中でもクーラーボックスは耐久性と保冷力の高さに定評があります。
ロゴスといえば「ハイパー氷点下クーラーシリーズ」
ハイパー氷点下クーラーはロゴスで大人気となっている、ソフトタイプのクーラーボックスです。ソフトタイプでありながら、外からの衝撃から中身を守る「シェルプロテクト構造」を採用。使用しない時はコンパクトに収納できます。
■ ハイパー氷点下クーラーL(20L)
■ ハイパー氷点下クーラーXL(40L)
ロゴスの優秀な保冷剤「倍速凍結氷点下パック」のセットならこちら
倍速凍結氷点下パックのサイズは3種類です。
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ロゴスのハードクーラーなら「アクションクーラーシリーズ」
カラーは ●グレー ●ホワイト の2色展開。サイズは25L、35L、50Lと3種類あります。底面に水抜き栓があり排水しやすくなっています。
50Lは蓋に小さい小窓が付いていて、中身を取り出す際に冷気を逃がしづらい工夫が施されています。
■ アクションクーラー35
■ アクションクーラー50
オルカ
出典:楽天市場
今かなり注目度UPのブランド「ORCA(オルカ)」。2012年に設立されたアメリカのアウトドアブランドです。日本には2017年に上陸したので、まだ知る人ぞ知るといったブランドです。氷が10日間もつという超高性能な保冷力が一番のウリになっています。
オルカ クーラーボックス
現在20~140QTまでの7種類の容量があります。カラーバリエーションも豊富なのでお気に入りの1台が必ず見つかるはずです。同じアメリカのブランド「イエティ」に比べるとまだ持っている人は少ないので他の人とかぶらないのも魅力ですね。
■ 26QT(25L)
■ 40QT(38L)
■ 58QT(54L)
■ 75QT(71L)
まとめ
今回は、キャンプやアウトドアで活躍するクーラーボックスについてご紹介しました。保冷力は高いにこしたことはありませんが、機能性と価格はある程度比例することを理解しておく必要があります。
ただ、高性能のクーラーボックスは丈夫で壊れにくく、1度購入したら長きに渡って使うことができるということも事実です。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、ぜひお気に入りのクーラーボックスを見つけてくださいね。