今回は淡路島と徳島鳴門市の間にある鳴門海峡の「渦潮(うずしお)」観光についてご紹介します。
渦潮は世界的にも有名で、淡路島や四国へ訪れた際にはぜひ訪れてほしい観光スポット。
観光するには、船に乗って近くまで行くか、大鳴門橋を歩いて真上から見る「渦の道」を利用する方法があります。
今回ご紹介するのは「渦の道」。ぜひご参考になさってください。
渦潮(うずしお)とは?
渦潮(うずしお)とは、潮の流れの方向や速さが大きく異なる境界、また潮位差が大きい場所で発生する渦を巻いて流れる海水の自然現象です。
鳴門海峡の渦潮
こちらの写真は淡路島側からみた大鳴門橋です。鳴門海峡はこの淡路島と徳島県鳴門市の間にあり、幅約1.3㎞の広さを誇ります。
ちなみにこの景色が望めるのは、淡路島の「うずまちテラス」という施設です。
淡路島特産の玉ねぎをモチーフにした「たまねぎチェア」は人気のフォトスポットにもなっています。
うずまちテラスについてもっと知りたい方はこちらの記事で☟
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世界三大潮流のひとつ
鳴門海峡の渦潮は、イタリアの「メッシーナ海峡」とカナダの「セイモア海峡」と並んで世界三大潮流と言われています。
瀬戸内海と紀伊水道の干満差により激しい潮流が発生するのが特徴で、この場所で発生する渦潮は最大で直径20~30mにもなるそうで、その大きさは世界一なんだとか。
渦潮を観光するには
我が家は今回、淡路島で3泊したあと徳島県で2泊の予定だったので、その途中で渦潮観光をしました。
渦潮観光をする場合は、淡路島側からですと大鳴門橋を渡り徳島県鳴門市へ向かう必要があります。
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渦の道について
渦の道は、鳴門海峡にかかる大鳴門橋の橋桁下部に設置された、渦潮を見るための全長約450mの遊歩道です。
一番奥は展望室となっており、鳴門の渦潮を間近に見下ろすことができます。
渦の道基本情報
住所 | 〒772‐0053 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内) |
TEL | 088‐683‐6262 |
営業時間 | 3月~9月 9:00~18:00 GW・夏休み 8:00~19:00 10月~2月 9:00~17:00 |
休館日 | 3 6 9 12月 第2土曜日 |
入場料 | 大人:510円 中高生:410円 小学生:260円 6歳未満:無料 |
駐車場 | 専用駐車場はなし 鳴門公園有料駐車場(有料)を利用 |
アクセス
●公共交通機関で
JR鳴門駅から徳島バスで鳴門公園まで約25分
JR徳島駅から徳島バスで鳴門公園まで約80分
●お車で
神戸淡路鳴門自動車道 鳴門北ICより約5分
※カーナビで渦の道を目的地設定すると別地点に案内されることがあるそうです。鳴門公園駐車場か大鳴門橋架橋記念館エディを目的地にするといいかもしれませんね。
観光前に潮見表でチェック
意外と知られていないのですが、渦潮は常に大きな渦を巻いているわけではなく、見ごろの時間帯があるということ。時刻によっては全く見られない場合もあるんです。
渦潮は潮の満ち引きによって発生する自然現象ですので、観光をお考えの方はその日の潮見表をしっかり確認してから向かいましょう。
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渦の道 観光レポート
それでは、実際の渦の道観光について詳しくご紹介します。
今回は淡路島から神戸淡路鳴門自動車道の鳴門北ICで降り、鳴門公園の駐車場へ向かいました。
鳴門公園駐車場から渦の道へ
渦の道には専用の駐車場はありませんので、こちらの鳴門公園駐車場を利用します。駐車場は有料となっています。
●乗用車 500円
●二輪車 200円
駐車場から渦の道の入口までは徒歩で5~6分です。
渦の道へはこちらの階段を登っていきます。
真夏だったので階段を登るだけで汗がにじんできます。夏らしくせみがたくさん鳴いていました。
あと少しで渦の道の入口です。こちらにはその日の渦潮の見ごろ時間が表記されています。今回は事前に潮見表でチェックしていたので、お昼過ぎに到着するように予定を組んでいました。
せっかく観光に来たのに、渦潮がない・・なんてことのないように潮見表のチェックは必須です。
渦の道 入口に到着
こちらが渦の道の入口です。徳島の県立なんですね。
渦の道は車で通ってきた大鳴門橋の架橋下部を利用してできた遊歩道です。
渦の道ができた経緯
渦の道は2000年4月にオープンしたのですが、オープンに至るまでの経緯がとても興味深いです。
渦の道の入口に入る前に後ろを振り返ると、橋脚の奥にトンネルのようなものが見えます。
実は大鳴門橋は1985年の開通当初、同時に四国新幹線の開通が予定されていました。しかし国内情勢などが影響し、計画は立ち消え結局新幹線が通ることはありませんでした。
橋脚の奥のトンネルは新幹線が通るはずだった場所ということですね。
15年経ってこの場所は「渦の道」として渦潮を渦上45mから見下ろすことができる観光名所として整備されることになったそうです。
チケット売り場
チケット購入は窓口と券売機が利用できます。
入場料
大人 | 510円 |
中高生 | 410円 |
小学生 | 260円 |
6歳未満 | 無料 |
※2024.10現在
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もともと入場料はお安いですが少しでも割引があると嬉しいですね。
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一番奥の展望室までは約450mあります。ひたすら真っすぐの道を歩いて行きます。
遊歩道の両サイドは橋への風圧を軽減するために、窓などでふさがっておらずフェンスになっています。
海風がとても心地よいです。時々下を覗き込みながら楽しく進むことができます。
途中に4ヶ所のガラス床があります。大丈夫だとわかっていてもガラスの上を歩くことはできませんでした・・・・(怖)
うずしおの観光船
上からうずしおの観光船が見えました。観光船を運営している2社をご紹介。
●うずしお観潮船
大型観潮船(30分)大人:1800円 小学生:900円
小型水中観潮船(25分)大人:2400円 小学生:1200円
●うずしお汽船
小型高速観潮船(20分)大人:1600円 小学生:800円
展望室に到着
展望室にもガラス床がたくさんあって迫力ある渦潮を真上から見ることができます。
高いところが苦手な方は足がすくんでしまうかもw
大鳴門橋の橋桁空間を利用していて、ぐるっと1周まわれるようになっています。
渦を巻いて白く泡立っているように見えます。
干潮時は太平洋側、満潮時は瀬戸内海側に渦がみえるそうです。
鉄骨で組まれた橋桁の隙間からも渦潮が。頭上では車が走っているためガタンガタンと音が聞こえます。なんとも不思議な光景です。
写真撮影ができる穴あきボードもあります。
展望室には渦潮を見るポイントが書かれた案内板や無料の望遠鏡も設置されているので、いいポイントを探して大迫力の渦潮を堪能してくださいね。
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まとめ
今回は淡路島と徳島鳴門市の間にある鳴門海峡の「渦潮(うずしお)」観光についてご紹介しました。
渦の道は新幹線が通る予定だった橋脚を遊歩道にしたものです。
大鳴門橋を歩いて真上から見る渦潮は素晴らしい絶景です。ぜひ一度訪れてみてくださいね。