皆さん、フィールドラックはお持ちでしょうか。非常にコンパクトでありながら、タフでさまざまな使い方ができるとあって多くのキャンパーが愛用しています。
フィールドラックといえば本家のユニフレーム製が有名ですが、今回はフィールドラックの購入を考えている方のために、キャンピングムーンから販売されているフィールドラックを合わせてご紹介し、2つを徹底比較してみたいと思います。
フィールドラックとは
主な用途
フィールドラックはキャンプで持参する収納ボックスの下に置くことで、濡れたり汚れたりするのを防止ししてくれます。テーブルや調理台、食器置き場などとして使うこともできます。
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重ねて使う
ユニフレーム製は最大で4段まで重ねて使うことができます。3段以上は転倒防止のため専用のベルトが必要となります。
天板が便利
専用の天板があると使い勝手が増します。ステンレス製の天板であれば熱い鍋やスキレットなど直接置いても大丈夫です。
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ユニフレームとキャンピングムーンを比較
スペック比較
ユニフレーム製 | キャンピングムーン製 | |
使用時サイズ | 約60×35×23(高さ)㎝ | 約60×35×23(高さ)㎝ |
収納時サイズ | 約60×35×1(厚さ)㎝ | 約60×35×2.3(厚さ)㎝ |
重量 | 約1.7㎏ | 約2.15㎏ |
分散耐荷重 | 約30㎏ | 約30㎏ |
材質 | スチール・カチオンメッキ | スチール黒メッキ |
公式に発表されているデータのうち、赤で記した部分に違いがあります。
見た目
公式で発表されている使用サイズは同じです。遠目で見ればほとんど違いに気づかないレベルです。
2段に重ねてみました。公式では同じ高さのはずなんですが・・・。若干違いますね。
ひろみんママはユニフレーム製4台、キャンピングムーン製2台の計6台をキャンプで使っていますが、この微妙な高さの違いがちょっとネックになっています。
やはり、ギアを並べる時、ラックの高さを揃えて見た目もこだわりたいですよね。
同じメーカーを重ねると、このように高さに違いがでてしまうので、ひろみんママは2段使いする時、キャンピングムーンの上にユニフレームを載せるといった方法で対策しています。
どうせなら、同じメーカーで揃えるのが賢い選択かもしれませんね。
材質
どちらもスチール製です。ステンレスに比べると錆びやすいイメージがありますが、どちらも錆びにくいメッキ塗装がされています。
5年近く使用していますが、いまだに錆びつきはありません。濡れたらふき取るという基本ができていれば錆びずに長く使うことができます。
収納時の厚さ
本家ユニフレームとキャンピングムーンの一番の違いと言っていいところが、収納時の厚さです。
収納時の厚さはキャンピングムーンは2.3㎝であるのに対し、本家ユニフレーム製はわずか1㎝!
1台ではそれほど差を感じないとしても、複数枚重ねることでその差はかなり大きくなります。
キャンピングムーンは2台で約4.6㎝の厚さになりますが、ユニフレームは4枚重ねてもわずか4㎝。全く嵩張らないので車のわずかな隙間にも積載できます。
とにかく荷物を少なくしたい、車の積載スペースが狭いという方は断然ユニフレームをおすすめします。
重さ
これも重要ですね。1枚当たりの重量は以下の通りです。
■ ユニフレーム 約1.7㎏
■ キャンピングムーン 約2.15㎏
その差は450gです。450gというとサッカーボール1個分相当の重さだそうです。(わかりづらいですかねww)
実際に持った感じはやはりキャンピングムーンの方が重く感じます。2枚重ねて持った場合、ユニフレームより1㎏近く重くなるわけですから、その違いは歴然です。
強度に違いがあるのであれば納得ですが、スペックを見ても分散耐荷重は全く同じであるので、やはり軽いに越したことはないですよね。
ということで、
重量に関してもユニフレームの勝利という結果になりました。
組み立て方
ユニフレーム製は脚側に引っ掛けるフックが付いています。それを持ち上げるようにして本体に引っ掛ける仕組みです。
こちらは本体に引っ掛ける用のフックが付いています。脚を持ち上げるようにしてフックに掛ければOKです。
どちらも組み立て方に違いはありませんので引き分けです。
注意点としてはどちらも脚を引っ掛けるときにある程度の力が必要で、気を付けないと指を挟んでしまうこともあります。(ひろみんママ経験済み)十分気を付けて組み立てるようにしてください。
ここまで見てきましたがユニフレームが断然優勢ですね。・・・というかユニフレーム1択としか言いようがない結果です。
しかーし!
ひろみんママがあえてキャンピングムーンのフィールドラックを2つ持っている理由が次で判明します。
価格
そうです。価格です。キャンプギアを揃えるにあたって、価格も重要な選択肢の一つですよね。
我が家ではユニフレームのフィールドラックをまず4台購入したのですが、キャンプの回数を重ねていくうちにあと2台ほど追加で欲しくなってしまった経緯があります。
1台当たりの価格はこちらです。(2023.5現在)
■ ユニフレーム 4,510円(税込)
■ キャンピングムーン 2,980円(税込)
複数台購入する場合この差は非常に大きいです。キャンピングムーンは購入サイトによって若干価格が違うのでさらにお安い場合も。
さらにキャンピングムーンの魅力と言えば、複数台セット購入の場合、専用の収納バックがセットでついてくるんです。
ちなみにユニフレームの場合、収納バックは別売りで3,630円します・・・
フィールドラック2台と収納バックを揃えるとなると・・・
■ ユニフレーム
フィールドラック 4,510円×2=9,020円
収納バック 3,630円
合計 12,650円
■ キャンピングムーン
フィールドラック・収納バック3点セット
合計 5,800円 ‼
驚くほどコスパが高くないですか!?その差は6,850円です。もう1セット買えちゃいますね~
この事実を知ってしまったひろみんママは迷わずキャンピングムーンのフィールドラックを追加購入しました!
収納バッグについて
こちらがセットで付いてきたキャンピングムーンの収納バッグです。
とても丈夫で、中身が出ないようにマジックテープで固定できます。ひろみんママは2台所有ですが、3台くらいまでなら余裕で入ります。
前に網目のポケットもついているので、使い勝手はバッチリです。
ちなみにユニフレームの収納バッグは未だに購入しておらず、そのまま車の隅っこに積載しています。
収納バックに入れずにそのまま持ち運ぶ場合は、しっかり荷物と荷物の間に挟むなどしないと、運転中にガチャガチャとかなりうるさいので要注意です。
何はともあれ価格に関しては文句なしでキャンピングムーンの勝利です!
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まとめ
今回はフィールドラックの本家ユニフレームとコスパに優れたキャンピングムーン製について徹底比較してみました!
選ぶポイントは、「どこを重視するか」によると思います。
お金に余裕があり価格は問題にはならないという方は、収納サイズのコンパクトさと軽さを兼ね備えたユニフレーム製を買うべきです。
対して、収納サイズや重さは我慢できるとして、何よりコスパ重視という方はキャンピングムーン製を選びましょう。
みなさんのご参考になれば幸いです。